栄養学が人気を博し
その情報があふれる今
多くの人が最新のトレンドや流行に流されがちです。
特に、副腎疲労やカンジタ症など
不調に関する配信が溢れています。
日本でも 高度な栄養学が益々定着してきているのは
とっても嬉しいのですが
。。。
しかし、本当に皆さんは、
これらの不調がどこから来るのか
その根本原因について深く考えたことがありますか?
長期にわたる 慢性不調で
クリニックに来られる
クライアント様の ほとんどが
実は
その人が生まれ育った環境
どれだけ ストレス環境にいたか?
食生活は もちろん 生活習慣の乱れ
人によっては
(子供の時など)
数十年も前に罹った
感染症にまでさかのぼることが 多いのです。
健康関連の のどの痛みや口腔、
腸の炎症なども騒がれることがありますが
炎症があるとするなら
その 自覚症状のない 炎症?
いったいいつ? どこで 炎症したのでしょうか?
そんな時に
下記を 参考にしていただけたらと思います。
まず 以前に感染症にかかった経験はありませんか?
1:エプスタイン・バーウイルス(EBV):
ヘルペスウイルス科に属するウイルス。
感染性単核症(キス病)の原因としても よく知られております。
エプスタイン・バーウイルス(EBV)は
初感染の後、
長期にわたって体内に潜伏し、
再活性化することがあり、
これにより
後になってから発症する
様々な健康問題と関連付けることもできます。
例:
感染性単核症(キス病)を
引き起こした後に慢性疲労症候群や
自己免疫疾患のトリガーとなることも!
またEBVは
全身性エリテマトーデス(SLE)
- 多発性硬化症(MS)
- 関節リウマチ(RA)などの
自己免疫疾患の発症リスクを
高めると考えられています。
Minamitani et al., 2015
また、EBV感染は心臓(心筋炎など)や肝臓
そして 神経系への炎症などとも
関連している可能性があると、
研究で示唆されています。
Young, L. S., et al.2004
Jason, L. A., et al.2007
2. 蚊を媒体とする感染症であれば
- デング熱
- ジカ熱
- マラリア
- チクングニア熱 など
海外旅行からの帰国者による
感染報告も多い日本。
あなどれないですね。
3:食中毒
驚くかもしれませんが 意外に多い
食中毒もです。
食中毒後に慢性腸炎や過敏性腸症候群(IBS)を
発症するケースも報告されています。
Mutsch, M., et al. (2014)
腸の感染症後に
腸の蠕動(ぜんどう)運動が変化し
症状が長期化してしまうケースも!
- サルモネラ
- ノロウイルス感染症
- カンピロバクター
- ピロリ菌(食中毒ではありませんが 感染している人が多い)
食中毒後に慢性腸炎や過敏性腸症候群(IBS)を
発症するケースも報告されています。
4: 寄生虫
え? 今のこの時代に ”寄生虫?”と
思うかもしれません。。でも
公衆衛生と医療の進歩により寄生虫症の
発生率は大幅に減少していますが
完全に無くなったわけではないんです。
- アニサキス症やサナダムシ
生または加熱不足の魚介類を通じて感染
- アメーバ赤痢やブラストシスチス(またはブラストシスティス)
海外において 飲料水などから
寄生虫感染することも多々。
ブラストシスチスのサブタイプが
過敏性腸症候群(IBS)および
炎症性腸疾患(IBD)に関連していることを
示す研究も!
Dogruman-Al, F., et al. (2010) https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19820833/
実際 私が勤務している薬局でも
バリ島帰りのオーストラリア人が
ブラストシスチスに感染し
その後から 調子がわるいと
訴えてこられるかたも いるくらい
無視できない 感染です。
5:連鎖球菌(れんさきゅうきん)感染
連鎖球菌(ストレプトコッカス)は、
球菌と呼ばれる形状の細菌の一種です。
これらは連鎖状に繋がっていることから
その名前がついています。
多くの連鎖球菌は、人間の体内で
常在菌として存在しています。
これらの菌は通常は無害ですが、
薬の使用や免疫力の低下、
外傷を通じて血流に入ると
有害にもなり
気を緩めることのできない 感染症です。
例:
咽頭炎(ストレプト咽頭炎):
- のどの痛み、発熱、頭痛などの症状を引き起こします。
- 特に子どもに多く見られ、抗生物質で治療されます。
中耳炎や副鼻腔炎:
- 耳や鼻の感染症としても知られています。で、 最近 こちら オーストラリアでは専門のクリニックがあるほど話題になっているのが。。。
(英語の頭文字をとって)PANDAS※
小児自己免疫神経精神障害
ストレプトコッカス感染症関連)は????長いけど。。。????
ストレプトコッカス菌
(特にA群β溶血性連鎖球菌による感染)
後に発症する急激な神経精神症状です。
この状態は、
喉の感染症(扁桃炎)などの後に
急激にOCD(強迫性障害)や
Tourette症候群(チック障害)
のような神経精神的症状を
引き起こすことが特徴です。
このように
過去の感染が現在の
慢性不調に影響を及ぼすことはよくありますが、
医師の診察で
「検査結果は正常だから問題ありません」と
見過ごされてしまうことも少なくありません。
また 残念ながら
一般的な血液検査や画像診断では、
過去の感染による微細な
自己免疫反応や炎症を検出することは
難しいのです。
このため、適切な治療が行われず、
慢性不調が続くことになります。
対策とアプローチ
詳細な病歴の確認:
病歴や症状を総合的に評価し、
健康状態の全体像を把握してくれる
良心的な クリニックや専門機関にでむく。
医師や専門家に 問われなくとも、
過去の気になる感染歴や
その後の症状の変化の詳細は
とっても重要ですので、
しっかり 伝えておくこと。
”実は 過去にこんな 感染症にかかり、
辛い思いをしました” と。
必ずとは限りませんが、
メンションするるだけでも
包括的な アプローチへと 導く
一歩になる可能性大です!
~今日の学び ~
症状よりも
どうして そうなったか?が重要。