前回 サプリメントの規制について述べましたが 今回は 例をあげて  オーストラリアのサプリメントの成分表記が どれだけ 詳してく 丁寧に 消費者想いか(笑)を 解説いたします

サプリメントの含有量表記は
製品に含まれる純粋な成分の量を指しますが
これが実際に
体内でどれだけ吸収されて利用されるか(バイオアベイラビリティ)は
表記された含有量とは異なることがあります。
また
「equiv.」(equivalent、同等の)表記については、 日本でのサプリメントにはあまりみかけない旨、専門的な知識がないと理解しにくい場合があります。

しかし、これらの表記を理解することで、
自分の健康や栄養上のニーズに合わせたより良い選択ができるようになります。

「equiv.」表記は、サプリメントに含まれる特定の化合物が体内でどの程度の活性成分や栄養素に変換されるかを示します。
これにより、我々 消費者は
サプリメントから得られる
“実際の栄養価“
より正確に理解できます。
また
⁡ 栄養素の必要量を知ることは、適切なサプリメントの選択において不可欠です。

例:下記は ナチュロパスが クリニックで 処方をする マルチビタミンの中の ビタミンB6のサプリメントの成分表です。(一つの栄養素を抜粋してます)

Pyridoxal 5-phosphate monohydrate (P5P)ピリドキサール-5-リン酸

equiv. Pyridoxine

10 mg

6.38 mg

ビタミンB6 ?と表示がありませんが 

Pyridoxal 5-phosphate monohydrate (P5P)(ピリドキサール-5-リン酸)は 

ビタミンB6の活性形 です (日本では 医薬品扱いとなります)

 

ピリドキサール-5-リン酸の下に 「equiv.」とありますが

「equiv.」は「equivalent」の略で「相当する」という意味を持っています。

オーストラリアでは ビタミンB6でも その形態、表示されて成分表示に「Pyridoxal 5-phosphate (P5P) equiv. Pyridoxine」というように 書かれており、

 これは「Pyridoxal 5-phosphate(P5P)が

 → Pyridoxineに変換された時の相当量」という意味を持ちます。

要は、equiv. は サプリメントに含まれる「Pyridoxal 5-phosphate(P5P)」という活性成分が

体内で「Pyridoxine」という形に(代謝され変換された)変わる際の、

相当量を前提とした表示となるので

我々 消費者は

サプリメントに含まれる原料から実際に得られる栄養素の量を理解することができます。

もう一つの例として

皆様もよくご存じの マグネシウムをあげてみましょう。

マグネシウムの例

マグネシウムには 種類がありますが

例として 下記の

Magnesium oxide (酸化マグネシウム)equiv. Magnesium」という表示をみていきましょう。

このラベルに記載されている

「Magnesium oxide – heavy 440 mg equiv. Magnesium 265.3 mg」という表記は、

1錠に含まれる酸化マグネシウムの量が440mgであること

そして酸化マグネシウムが が体内で分解され、吸収される際に 相当する純粋なマグネシウムの量が 「equiv.」 265.3mg であることを 示しています。

あくまでも 

ここに表示されている数値は、活性成分であるマグネシウムの量を指しものであり、

賦形剤は製品の形状を保持するために添加されるもので、通常は成分表の別のセクションで表記されます。

こちらは 私は 今実際摂取しているマグネシウムのサプリメントです。

上記 酸化マグネシウムとは また違った種類の 3種類の マグネシウムが 含有されてます。

上から順に。。。

  • マグネシウムアミノ酸キレート( magnesium amino acid chelate) 500mgは体内で純マグネシウムとして100mgに相当する量が利用されることを意味し
  • クエン酸マグネシウム(magnesium citrate) 291.26mgからは 45mgの純マグネシウムが、
  • オロチン酸マグネシウム (magnesium orotate) 76.22mgからは5mgの純マグネシウムが得られるとされています。

カプセル全体での総合計としての純マグネシウム量は150mg と 記載されています

この ハイライトされた 箇所の、total equiv  が このマグネシウム サプリメントの摂取量一回につきの 体内で利用可能(代謝と吸収された)であろうとされる(合計された)マグネシウムの量となってきます。

このように「equiv.」表記は
  • ビタミンやミネラルの推奨摂取量(RDA)を満たすために必要なサプリメントの量を決定する際に役立ったり
  • 異なるブランドや製品間で成分を比較する際に、「equiv.」表記は一貫性があり比較できます。

 

⁡栄養素の必要量を知ることは、適切なサプリメントの選択において不可欠なのが理解できるかと思います。

「バイオアベイラビリティ(生物学的利用率)」は、
ある程度個体差として解釈することができます。
体内でどれだけの栄養素や薬物が吸収されて実際に利用可能になるかを示す指標となり
このプロセスは個人の体質や生理的状態などによって大きく異なります。
異なる要因は下記の通り
1. 成分の形態:
サプリメントに含まれる栄養素や成分の化学的形態は、その吸収率や効果に大きく影響してきます
2. 個人の体質や健康状態:
個人の消化吸収能力、代謝率、健康状態、遺伝的背景などによって、栄養素の吸収効率は異なってきます
3. 食事との相互作用:
サプリメントを摂取する際の食事内容も、栄養素の吸収に影響を与えることがあります。
例えば、
ビタミンCは鉄の吸収を助けますが
過剰なカルシウムやタンニン、亜鉛は
鉄の吸収を阻害する可能性があります
4. 他の薬物やサプリメントとの相互作用:
同時に摂取する他の薬物やサプリメントが、吸収を促進したり阻害したりすることがあります
このことから、
特定の栄養素やサプリメントがすべての人に対して同じ効果をもたらすとは限らないということも 理解できるはずです

その時の体調やストレス環境にそって、個体差重視した サプリの量!を 私も意識して摂取しております。

 残念なのが 一般向けのオンラインのサプリメントの詳細蘭には 

こんなのが はいってるよ~!程度で 代謝や吸収後の相当量どころか 成分の含有量すら表記されてないものも たくさん みうけられます。

賦形剤(ふけいざい)とは?

賦形剤とは、サプリメントや薬品の製造過程で使用される添加物の一種です。

これらは製品の質感、安定性、吸収性を向上させる目的で添加されます。

賦形剤の例には、微結晶セルロース(製品の固さや一貫性を高める)、ステアリン酸マグネシウム(粉末が固まりにくくなる)、ゲランガム(増粘剤として使用)、デキストリン(溶解性を向上させる)などがあります。

賦形剤は一般的に安全とされていますが、アレルギーや特定の健康状態を持つ人には影響を及ぼす可能性があるため、成分を確認し、必要に応じて専門家に相談することが重要です

よく

冒頭でも 述べた サプリメントが 吸収されていなかった!

の理由には 偽装表示(ぎそうひょうじ)はさることながら 質の悪い 賦形剤成分で ガチガチに、 固められた 錠剤なりカプセルだったのでは。。と思います。

どうでしたか?

ちょっと サプリメントの 裏話も 含めての 説明でしたが なんとなくでも ご理解いただけたら 嬉しいです。